著者
鈴木 一隆 豊田 晴義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.12, pp.1774-1778, 2007-12-01 (Released:2010-01-29)
被引用数
1 or 0

High-speed,minute eye movements such as ocular microtremors(OMTs),flicks and saccades contain important information about the health of the subject.Since OMTs have a frequency as high as 100 Hz and minute angular displacement as low as 0.01 degree,measuring the speed and position of OMTs with adequate accuracy under non-contact conditions in the long-term is difficult.To measure a living sample stably and reliably,we have developed a novel system for measuring eye movement by combining an intelligent vision system and the corneal reflex method.The intelligent vision system has both high-speed and real-time parallel image processing capabilities,which measure to a high level of precision at 1 KHz.We have carried out basic experiments usinga simulated eye in conjunction with experiments on OMTs and saccade measurements.The results of these experiments confirmed that such a system is sufficiently accurate.
著者
松尾 琢也 福嶋 慶繁 石橋 豊
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.66, no.11, pp.J434-J443, 2012 (Released:2012-10-25)

In this paper, we propose a refinement filter for depth maps. The filter convolutes an image and a depth map with a cross-computed kernel. We call the filter a weighted cross bilateral filter. The main advantages of the proposed method are the filter fits outlines of objects in the depth map to silhouettes in the image, while the filter reduces Gaussian noise in other areas. Additionally, its computational cost is independent of depth ranges. Thus, we can obtain accurate depth maps at the lower cost than the conventional approaches, which require Markov random field-based optimization methods. Experimental results show that the accuracy of the depth map in edge areas goes up and its running time is low.
著者
中島 孝 津田 貴生
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.J55-J60, 2014 (Released:2014-01-24)

テレビ放送のニュース番組において,高い機動性を持つヘリコプタによる空撮映像は,重大な事件や災害を取り扱う場面で威力を発揮する.空撮映像に地図情報を重畳することができれば,視聴者に状況をわかりやすく伝えることができるが,空撮映像上の地名を即座に特定するのは困難であった.今回,ヘリコプタから撮影した映像の地図情報を取得し,リアルタイムに空撮映像に重畳する「スカイマップ」システムを開発した.本システムは,ヘリコプタ側に搭載されたセンサの位置情報・姿勢情報,またカメラの雲台情報・レンズ情報から,これらをもとに空撮映像上の位置と,地図情報の関連付けを行う.さらに,事前に地図情報に優先度などを付加することで,地図情報を空撮映像に重畳した際の視認性を高めている.本論文では,本システムの詳細を述べるとともに,東日本大震災などでの活用事例により,本システムの有効性を実証的に示す.
著者
原田 真喜子 渡邉 英徳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.J78-J86, 2014 (Released:2014-01-24)

The purpose of this study is to show ordinary people the meaning of words on the web. To achieve this purpose, we use cross-search results. The keywords extracted from the sentences constitute nodes. The results are visualized as a tree, the color of which reflects the emotions of the twitter results. To show the effectiveness of our work, we analyze the web traffic of our site, users' comments, a questionnaire about interface design and the results of an experiment comparing our approach with the existing searching way. From these studies, we believe that people will find our work useful as a way to show relationships between words in different linguistic corpora on the web.
著者
桑田 良輔
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.188-191, 2010-02-01

2009年12月の時点で電子出版の世界で起きてることと向こう2〜3年で起こりうるであろうことを簡潔にまとめた.
著者
原田 真喜子 高田 百合奈 太田 裕介 蜂谷 聖未 佐々木 遥子 朴 婉寧 松田 曜子 山田 泰久 渡邉 英徳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.J66-J74, 2015 (Released:2015-01-26)

本研究の目的は,災害資料の集合的記憶化に関与するアーカイブコミュニティの拡大である.既存のディジタルアーカイブコンテンツは,資料の掲載をアーカイブコンテンツ内に制限している.そのため,ユーザの資料閲覧の機会を低下させ,アーカイブコミュニティの拡大を妨げていた.そこで,著者らはソーシャルメディアを用いて,資料の共有から伝播に至るユーザアクティビティを活性化させるアーカイブ発信を行った.著者らの提案する発信手法は,アーカイブ資料をソーシャルメディアTwitter内に直接掲載することで,ソーシャルメディアとアーカイブの境をなくし,ユーザ間の情報共有と資料閲覧を同時に行うことを可能にした.実装例による情報伝播について分析した結果,ユーザアクティビティの連鎖的な伝播によって,コミュニティの参加者数は増加し続けていた.このことから,実装例によってアーカイブコミュニティの形成が促されることがわかった.本稿では,実装例の解説を通して著者らのアーカイブの発信手法について述べる.
著者
福島 悠介 山崎 俊彦 相澤 清晴
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.70, no.11, pp.J255-J261, 2016 (Released:2016-10-25)

本稿では,テレビドラマを対象とし,放送局や時間帯といった基本的な情報に加え,出演する役者や関わったスタッフ,そして役者の話題性を用いた視聴率の予測を行う.ドラマの映像や音声は用いず,放送前に得られる情報のみから視聴率を予測すること,そして視聴率に影響を与える要因を明らかにすることが目的である.我々の作成した678本のドラマからなるデータセットに対して,サポートベクター回帰とランダムフォレストの二つのモデルを適用し,初回視聴率の予測を行った.実際の視聴率と予測した視聴率との相関はr=0.843と高い値,平均絶対誤差は1.93%と小さいことを確認した.また,ドラマに関わる各要素のうち,特に視聴率に強く影響する要因とその影響の度合いを明らかにすると共に,本手法がうまく働く場合と働かない場合に関して具体的なドラマ名を挙げた考察を行った.

5 0 0 0 OA 複合現実感

著者
田村 秀行 大田 友一
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.266-272, 1998-03-20
被引用数
63 or 0

「複合現実感」 (Mixed Reality) は, 現実世界と仮想世界を融合した複合環境の構築・描画技術で, これまでのVRの限界を打破する先端技術として期待されている.本稿では, 電子的な仮想世界を現実世界の情報で補強するAugmented Virtualityと, 現実世界に立脚しここに電子データを重畳するAugmented Realityに大別し, それぞれの最新技術動向を概観し, 今後の応用分野について展望する.