著者
佐々木 優太 南野 謙一 後藤 裕介 渡邊 慶和
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.857-858, 2018-03-13

近年の温暖化の影響による農作物の品質低下に適応するために,研究機関では品種や栽培方法に合わせて地域毎に,生育予測や高温障害被害予測等の農業技術の研究が行われている.しかし,日本各地の地域でこれをすぐに普及出来るようにはなっていない. そこで本研究では,農業技術の普及を目的として,農業モデルと警戒基準,警戒情報フォーマットから農業技術を定義し,その普及方式を提案する.具体的には,農業モデルの登録・計算機能,警戒基準の登録・分析機能,警戒情報のフォーマット・通知機能を開発した.評価実験では新潟県でシステムを運用し,農業技術の利用までに要する時間の計測とアンケート調査を実施し,有効性を確認した.

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こんな論文どうですか? GoogleMapを用いた農業気象データの利用基盤システムの開発と評価(佐々木 優太ほか),2018 https://t.co/AQiPPq0dU7 近年の温暖化の影響による農作物の品質低下に適応するために,研究機関では品種…

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