- 著者
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鈴木 満
- 出版者
- 日経BP社
- 雑誌
- 日経コンストラクション (ISSN:09153470)
- 巻号頁・発行日
- no.292, pp.88-91, 2001-11-23
前回の刑事告発の話に引き続いて,独占禁止法違反に問われた場合のペナルティーの話題を取り上げる。今回は「課徴金」について。課徴金制度は入札談合を防ぐ切り札として1977年に導入されたが,制度を導入した当時の思惑通りには,いまのところ機能していないのが現状だ。鈴木教授は,談合情報を提供した者に対して課徴金を免除する制度を作れば,摘発件数の増加につながると訴える。