- 著者
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明石 信廣
南野 一博
中田 圭亮
- 出版者
- 北海道立林業試験場
- 雑誌
- 北海道林業試験場研究報告 (ISSN:09103945)
- 巻号頁・発行日
- no.44, pp.97-108, 2007-03
1985-2005年の一般民有林及び道有林における野ネズミ発生予察調査資料に基づき、市町村を単位として各年の10月のエゾヤチネズミ平均捕獲数をクラスター分析し、その結果をもとに、支庁などの行政界や地形を考慮して全道を20地域に区分した。その地域ごとに、10月の調査においてそれぞれのワナにエゾヤチネズミが捕獲される確率を目的変数、その調査地における6月及び8月の捕獲数のそれぞれ3次多項式、6月の捕獲数と8月の捕獲数の交互作用を説明変数とする一般化線形モデルにより、10月のエゾヤチネズミ捕獲数を予想するモデルを作成した。モデルによる1995-2005年の10月の予想捕獲数と実際の捕獲数の相関係数は0.726であった。