- 著者
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松浦 隆幸
- 出版者
- 日経BP社
- 雑誌
- 日経コンストラクション (ISSN:09153470)
- 巻号頁・発行日
- no.488, pp.12-17, 2010-01-22
2009年10月、群馬県みなかみ町の渓流で、一つの治山ダム*が撤去された。林野庁の職員として治山ダムの撤去を提案し、実施の道筋を付けたのが田米開隆男だ。09年3月に定年退官するまで、林野庁で主に治山事業に携わってきたが、役所内ではずっと変人扱いされてきた。しかし、タブーにも自然体で向き合う変人こそが、変革期に突破口を開くのかもしれない。