著者
ウォン K.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.46-55, 2010-02

2003年,インドネシアのフローレス島にある洞窟から,驚くべき化石が見つかった。1万8000年前の成人女性のほぼ全身の骨格だ。
著者
ウォン K.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.66-74, 2017-11

2015年,ある国際研究チームがケニアのトゥルカナ湖北西岸のロメクウィ3遺跡で330万年前の石器を発見したと発表した。これまでの定説によると,人類は300万年前から200万年前にかけての気候変動に適応するなかで技術に依存するようになり,現生人類と同じホモ属が石器を生み出したとされる。
著者
ウォン K.
出版者
日経サイエンス
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.52-63, 2003-04

この2,3年間に,人類とアフリカ類人猿の祖先との間に残る空白を大昔にさかのぼって橋渡しできるような,3つの素晴らしい発見が続いた。 パリにある国立自然史博物館の古生物学者ピックフォード(Martin Pickford)とセニュ(Brigitte Senut)は,ケニアのツーゲンヒルでオロリン・ツゲネンシス(Orrorin tugenensis,オロリンは現地語で最初の人の意味)という600万年前の人類化石を発見した。