著者
ヒルツ P. J.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.5, pp.56-63, 2015-05

フィリピン沖の海底で戦艦「武蔵」とみられる船体が発見され,話題になっている。これは自律型の無人海底探査機による発見だが,地中海では生身のダイバーがハイテクを活用して沈没船から考古学的な"お宝"を発掘している。
著者
アッカーマン J.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.10, pp.40-48, 2012-10

人体には,自身の細胞の10倍にも及ぶ細菌細胞が存在する。共生細菌や細菌叢,マイクロバイオームなどと呼ばれるこれらの細菌の集団は,複雑な生態系を構築して,私たちの健康に有用な役割を果たしていることがわかってきた。
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.5, pp.8-11, 2017-05

超高速,省エネで世界トップクラスのマシンを続々開発「京」の100倍相当のエクサ級スパコンも視野にAIが人間超える「シンギュラリティー(特異点)」起こす道具に 横浜市金沢区にある海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所。かつて世界最速を誇ったスーパーコンピューター「地球シミュレータ」が今もここで動いている。
著者
中島 林彦
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.32-41, 2015-04

原子力発電所の再稼働をめぐって,巨大噴火のリスクをどう評価するかが議論になっている。日本では1万年に1回の頻度で,国土のかなりの部分を火山灰で覆うほどの巨大噴火が起きている。
著者
ブルサット S.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.58-67, 2015-07

ティラノサウルス・レックス(T. レックス)は1世紀以上前に化石が発掘されて以来,恐竜界の王者だ。その半面,この巨大肉食獣のグループがいつ,どのような種から進化したのかは謎のままだった。
著者
バルター M.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.84-90, 2016-09

英・独・仏語にイタリア語,ポルトガル語,ロシア語,ギリシャ語,ヒンディー語などなど,世界人口の半数近くは「インド・ヨーロッパ語族」に属する言語を話している。これら各国語の共通祖先はインド・ヨーロッパ祖語という古代言語だが,この祖語はいつどこで成立したのか? 言語学者は長らく,いまから5000〜6000年前に中央アジアの草原地帯から騎馬遊牧民
著者
フォックス D.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.66-74, 2015-10

去る1月,南極ロス棚氷の付け根に深さ740mの縦穴が掘られ,氷の下で陸地が海と接している領域が調べられた。縦穴から送り込まれた無人機は,氷の下にある厚みわずか10mの深海に,バターナイフくらいの大きさをした半透明の魚など,いくつかの動物を発見した。
著者
ニコレリス M.A.L.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.82-87, 2012-12

現在,コンピューター画面上のカーソルやロボットの腕を脳波で制御できている。近い将来,歩行が困難な人が全身を覆う人工装具「エクソスケルトン」を自分の脳波で制御して,優雅に歩けるようになるだろう。
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.8-11, 2015-07

実験物理,理論物理に続く第3の研究方法,計算物理学を駆使してスーパーコンピューターの中に「もう1つの現実」を創り上げいくつもの未知の現象を解明するカギを見いだした
著者
ホール S.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.48-54, 2020-06

超巨大火山(スーパーボルケーノ)は内部に途方もない破壊力を蓄積しており,大陸の形を変えるほどの大噴火を起こす場合がある。人類がその種の大噴火を目にしたことはまだない。南米アンデスの高地ラグナ・デル・マウレで火山系が発達しており,私たちが生きているうちにスーパーサイズに達する可能性がある。マグマ溜まりはすでに巨大で,過去の噴火からして壊滅的なパワーであるとみられる。
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.14-17, 2020-11

新型コロナウイルスの感染拡大で注目を集めた理論疫学の専門家 「人と人との接触を8割減らす」必要性などを呼びかけた 後継の育成にも力を注ぎ理論疫学を定着させようと奮闘している
著者
西村 絵
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.88-93, 2019-05

アフリカのアンゴラ共和国の西岸では,白亜紀後期に海底にあった地層が,その後の地殻変動によって,地上に露わになっている。近年,国際研究チームによって発掘調査が行われた。大型の海生肉食爬虫類モササウルスの新種や,首長竜,牡蠣や魚類など様々な海生生物の膨大な化石が発見され,当時の海の生態系の有り様をうかがい知ることができる。モササウルスは環境に合わせて多様な進化を遂げ,大型の種は海の生態系の頂点に立ったが,共食いや,近縁の種の間での争いも多かった。
著者
ウォン K.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.11, pp.66-74, 2017-11

2015年,ある国際研究チームがケニアのトゥルカナ湖北西岸のロメクウィ3遺跡で330万年前の石器を発見したと発表した。これまでの定説によると,人類は300万年前から200万年前にかけての気候変動に適応するなかで技術に依存するようになり,現生人類と同じホモ属が石器を生み出したとされる。
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.64-69, 2015-03

ほかにもブレイクスルーはいろいろある。生きた細胞の働きを変えるための新手法,あなたの視力に合わせて見え方を補正する表示画面,唾液で発電する燃料電池,リサイクル可能な超硬質プラスチック,低品質廃熱を回収する技術など,発想が光るアイデアと紹介する。
著者
ペントランド A.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.68-71, 2015-02

今どきの情報当局は,盗聴や隠しマイクはもう使わない。米国家安全保障局(NSA)は,目をつけた人物だけを調べる旧来の手法に代え,世界中の人間の通信記録を蓄積・監視している。
著者
ローズ A.
出版者
日経サイエンス ; 1990-
雑誌
日経サイエンス (ISSN:0917009X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.9, pp.94-99, 2015-09

メキシコから米国への密入国者が途中で行き倒れになる例が多く,困惑したテキサス州など地元当局は遺骸を氏名不詳のまま共同墓地に葬っている。これを知った3人の法科学者が遺骸の身元を特定して遺族のもとへ帰す試みを始めた。