著者
橋口 義久 是永 正敬 上里 博 三森 龍之 加藤 大智 伊藤 誠 加藤 大智 ゴメス エドワルド ベレス レニン スッド ロベルト マルチーニ ルイジ カルボピーニャ マヌエル バルガス フランクリン カセレス アブラハム マルコ デイエゴ アンドレア パオラ
出版者
高知大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

リーシュマニア症は吸血昆虫媒介性の原虫感染症である。世界の98カ国で約1,200万人が感染し、3億6千万人が感染の危険に曝されている。本研究では患者、媒介者、保虫動物の3要素について分子生物学的・免疫学的・疫学的手法を駆使して調査研究を行なった。主な成果は(1) Leishmania原虫と患者病型との関係解析、(2) 媒介サシチョウバエ種の同定と決定、(3) 各種動物感染の有無、(4) 迅速診断、治療法の検討・開発、(5) 対策法の検討等である