著者
上條 勇
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

オーストリア第一共和国の歴史で重要な役割を果たしたオットー・バウアーとオーストロ・マルクス主義について、主としてSPOリンツ綱領(1926年)と翌年に生じた7月15日事件について詳細に調べ、その研究発表を行った。そして、バウアー達が、マルクス主義の教条主義に捉われてかたくなに妥協を拒んだとか日常的な改良活動を軽視したとかいう影響力のある評価に対して史実にそくして批判をおこなった。