著者
早瀬 修一 松本 恵 吉村 研 伊藤 敏幸 上谷 保則
出版者
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
雑誌
ケモインフォマティクス討論会予稿集 第34回情報化学討論会 長崎
巻号頁・発行日
pp.P19, 2011 (Released:2011-11-06)
参考文献数
6

様々な置換基を持つ一連のフレロピロリジン誘導体(1)について,密度汎関数理論を使った電子状態計算をおこなった.その結果,(1)をアクセプターとするポリチオフェンベースの太陽電池の開放端電圧が,(1)のLUMOエネルギーと比較的強い正の相関を示すことが分かった.このことは,上記太陽電池の光起電力生成過程がバルクへテロジャンクション機構に支配されていることを示唆している.