著者
下畑 光夫 宮崎 敏彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.391-392, 1994-09-20

多くの金融機関では自動取引機(ATM)が備えられている。ATMは通常定期的(一日一回等)に現金を補充して運転をしているが、補充額は経験的に決められている事が多い。ATMへの現金補充は、少ない場合には利用者に対し使用停止などといったサービスの低下を招き、多すぎる場合にはATM内に多量の現金を死蔵させることになり資金運用の効率を下げてしまう。本稿では、ATMへの適正な補充額(現金需要)を日と曜日の2つの要素により予測する方法と現金切れ確率を実現するようなマージンを算出する方法について報告する。
著者
下畑 光夫 山本 秀樹
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.23-24, 1995-09-20

銀行などの多くの金融機関では金融自動取引機(ATM)が備えられており、通常は定期的(1日1回等)に現金を補充している。現金補充が少ない場合には利用者への取引停止や臨時の現金補充作業が発生する。また、多すぎる場合には金融自動機内に多量の現金を死蔵させることになり資金運用の効率を下げてしまう。本稿では、日と曜日の2つの要素から金融自動機の現金変動量を予測する方法について述べる。要素内の成分量は、多変量解析の数量化第1類を用いて過去の取引データから算出している。