著者
横田 浩 中里 茂美 大黒 和夫 堤 義直
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.775-776, 1989-10-16
被引用文献数
1

最近の日本語ワードプロセッサ等で用いられているかな漢字変換技術は向上し、変換率も高くなり、操作性も良くなっている。操作性の向上については、全文まるごと変換方式によるところが大きいが、全文まるごと変換方式の問題点としては、機械が判断した文節が誤っている場合に正しく変換されず、オペレータが思い通りの文章に変換するためには、変換結果を正しい文節に区切り直さなければならない。この正しい文節に区切り直す機能が文節切り直し機能である。このため、最終変換率の向上をはかる上で文節切り直し機能は欠かすことの出来ない機能となっている。ただし、現行の文節切り直し機能ではいくつかの問題点がある。本報告では、これらの問題を取り上げ、その対策を述べ、より有効な文節切り直し学習機能について報告する。
著者
小林 勉 石塚 靖 中里 茂美
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.129-130, 1996-09-04

キーボードを用いて日本語入力を行なう場合,一般的に使われているキーボードのキーの総数は,日本語で用いられる文字集合の要素数に比べて圧倒的に少ないため、キー打鍵のシーケンスを日本語文字集合へ変換する工夫が必要となってくる.現在,その主流の位置にあるのが「仮名漢字変換方式」である.仮名文字列の入力方式には,キーボードから仮名を直接入力する「仮名入力方式」とキーボードからはローマ字を入力し,これを仮名文字列に変換した後に仮名漢字混じり文字列へと変換する「ローマ字入力方式」とが存在する.仮名文字列から仮名漢字混じり文字列への変換は,100%自動的に行なわれるのではなく正解候補の選択など,入力者の補助が必要となる.このため,頭の中にある思考素片を文字列として表現するとき,日本語入力方式においては,欧米の入力方式に比べて余分なプロセスが必要となってくる.この余分なプロセスにかかるユーザの負担を極力減らすことが,より良い入力システムであるための重要な要件となる.