著者
夏賀 健 阿部 理一郎 浜坂 明日香 猪熊 大輔 横田 浩一 清水 宏
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.582-584, 2006-06-01

38歳,男性.初診の3か月前に軽度の発熱を伴う感冒様症状が出現し,その10日後から両手爪部および爪周囲に膿疱を伴う紅斑が出現した.Hallopeau稽留性肢端皮膚炎と診断し,エトレチナート内服にて症状は一時軽快した.しかし,経過中にエトレチナートを自己判断で中止していたため,5か月後に汎発化をきたした.再度エトレチナート内服にて皮疹は速やかに軽快した.

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著者
横田 浩吉 迫間 忠義
出版者
京都府立医科大学
雑誌
京都府立医科大学雑誌 (ISSN:00236012)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.785-"794-1", 1935

Ein 27 jahriger Mann, bei dem keine hereditare Belastung nachgewiesen wurde, verlangte die Orthopadische Behandlung des Geschlechtsteils. Er hatte kleine Statur (ca. 156cm) und mannliche Stimme, aber an seiner Haltung erkannte man viele weibliche Faktoren. Sein Geschlechtsteil hatte an der Dammgegend kleine Urethralmundung und der Hodensack ohne Hoden befand sich gerade an der Stelle der weiblichen grossen Schamlippe. Der Penis von ca. 3cm lang war zum grossen Teil der Glans penis, der sich gerade an der Stelle der Clitoris befand. Die Behaarung war von der weiblichen Type. An diesem Kranken fuhrten wir ein Jahr lang die Operation, wodurch es uns am Harnlassen durch die Eichelspitze gelang. Die Methode, die wir aufnahmen, war eine Modifikation des Becks-und Dupleyschen Verfahrens. Anstatt Beck einen gestielten Lappen aus der Skrotalhaut zur Anwendung brachte, bildeten wir das Harnrohr aus den rechteckigen Hautlappen, die von der Urethralmundung bis an die Eichelspitze gelangten, und ferner wurde die blutige Flache des Rohrs mit den beiderseitigen freien Hautlappen vernaht bedeckt. Bei der Bildung des Rohrs wurden die frischen Wundflachen, die je, um sie sich gegenuber stehen zu lassen, nach innen umgedreht wurden, vernaht, ohne die nur miteinander verbundenen Wundlander zu vernahen. Und durch diese Operation zeigte es sehr guten Uebergang. Als die Nachbehandlung wurde das Harn wahrend einiger Tage nicht durch die Einschiebung von Bougie oder Katheter, sondern durch Blasenstich entleert und danach wurde das aseptische Harn ganz langsam durch das neu gebildete Harnrohr entleert, damit die Vernahungsstelle moglichst geschont wurde.
著者
林 真一郎 水野 正樹 佐藤 匠 神山 嬢子 岡本 敦 吉川 知弘 鵜殿 俊昭 横田 浩 野田 敦夫 吉川 和男
出版者
公益社団法人 砂防学会
雑誌
砂防学会誌 (ISSN:02868385)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.32-39, 2013-09-15 (Released:2015-11-30)
参考文献数
9
被引用文献数
1

We tried to establish the detection methodology by viewing single high resolution synthetic aperture radar (SAR) satellite images which are now available. At first, a check list was made to qualitatively evaluate if it is or is not possible to detect landslide dams. By using that check list, high resolution SAR satellite images (TerraSAR-X, COSMO-SkyMed, RADARSAT-2) of Talas disaster in the Kii Peninsula have been evaluated. We confirmed conditions suitable for satellite as follows. All direction radar can detect landslide dams. The radar angle range suitable for obtaining images is from 35 to 50 degrees. Suitable image resolution is 3m. All sensors and bands are capable of detecting landslide dams.
著者
横田 浩章
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.227-231, 2021 (Released:2021-07-30)
参考文献数
20
被引用文献数
1

The Escherichia coli UvrD protein is a superfamily 1, non-hexameric DNA helicase that plays a crucial role in repair mechanisms. Previous studies suggested that wild-type UvrD has optimal activity in its oligomeric form. Nevertheless, a conflicting monomer model was proposed using a UvrD mutant lacking the C-terminal 40 amino acids (UvrDΔ40C). Here, single-molecule direct visualization of UvrDΔ40C revealed that two or three UvrDΔ40C molecules were simultaneously involved in DNA unwinding, presumably in an oligomeric form, similar to that with wild-type UvrD. Thus, single-molecule direct visualization of nucleic acid-binding proteins provides quantitative and kinetic information to address their fundamental mechanisms.
著者
Layug Dolores V. 大島 光昭 OSTROWSKI-MEISSNER Henry T. 横田 浩臣
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.410-419, 1995-01-31
参考文献数
30
被引用文献数
2

アルファルファ(Medicago Saliva L., cv. Natsuwakaba)を収穫後ただちに細断し抗酸化剤とよく混合したのち圧搾し,搾汁を得た。用いた抗酸化剤はエトキシキン,異性重亜硫酸ソーダ,ブチル化ハイドロキシアニソール(BHA),アスコルビン酸,α-トコフェロールおよび緑茶である。無添加を含めた7種類の搾汁を蒸気により瞬時に90℃に熟し,生じた凝固物を連続遠心機で分離し,凍結乾燥した。この乾燥物を以後,緑葉抽出物と呼ぶ。各緑葉抽出物を100ml容の透明瓶および褐色瓶に1本当たり3gいれ,栓をするに先立ち,各々の半数に窒素ガスを充満させた。透明および褐色瓶を28℃に保ちつつ蛍光灯により12時間照明した場合,および暗黒下-18℃で貯蔵した場合のカロチノイド含量の推移を60週間にわたって調査した。暗黒下-18℃では,抗酸化剤に関係なくキサントフィルはよく保護されたが,β-カロチンの長期貯蔵には抗酸化剤の助けを必要とし,エトキシキンの添加によりほぼ完全に保護された。照明下28℃では,キサントフィルおよびβ-カロチンとも減少したが,エトキシキン処理をし褐色瓶に蓄えることによりその程度は著しく緩和され,60週後でも初期値の2/3以上が保たれた。容器の窒素ガスによる充満は,緑葉抽出物貯蔵中のカロチノイドの保護に対し効果がなかった。BHA,異性重亜硫酸ソーダおよび緑茶も短期間の貯蔵に対しては有効だった。しかしα-トコフェロールおよびアスコルビン酸には効果が認められなかった。以上の結果,原料草にエトキシキンを添加し調製後-18℃の暗室中で貯蔵した緑葉抽出物中のカロチノイドは,60週間にわたる貯蔵期間中安定であることが判明した。原料草へのエトキシキン添加は,抽出物中への蛋白質の回収に対しても有効だった。
著者
上田 博史 横田 浩臣 田先 威和夫
出版者
Japan Poultry Science Association
雑誌
日本家禽学会誌 (ISSN:00290254)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.113-120, 1979-05-25 (Released:2008-11-12)
参考文献数
16
被引用文献数
1 1

飼料中のメチオニン過剰がヒナのエネルギーおよび窒素の利用性を低下させることは既に報告した。メチオニン過剰による成長阻害はグリシンによって緩和されることが知られている。本実験では, グリシンによる緩和効果を飼料エネルギーおよび窒素の利用性の面から検討した。供試ヒナには8日齢の白色レグホーン雄を用い, 2羽を1群とし, 各試験区に4群ずつを割りあてて12日間飼育した。対照飼料にはメチオニンとグリシンを適量補足したダイズ蛋白質を用い, 蛋白質含量が20%になるように調製した。これにさらに1.5%のメチオニンを添加したものをメチオニン過剰飼料とした。さらにこれら両飼料に1.5%, 3.0%および4.5%のグリシンを添加した飼料を調製し, 飼育試験終了後ヒナの屠体分析を行った。対照飼料においては, 過剰のグリシンを添加しても障害はみられなかった。一方, メチオニンの過剰給与はヒナの増体重, 飼料摂取量および飼料効率を著しく減少させたが, これらはいずれもグリシンの添加で軽減され, 特に飼料効率ではメチオニン適量飼料との間に差が認められなかった。屠体成分はメチオニンの過剰給上与により脂肪が減少し, 水分が増加した。メチオニン適量および過剰飼料に高濃度のグリシンを添加すると, 脂肪含量の減少がみられた。しかし, 蛋白質含量は試験飼料によって影響を受けなかった。以上の結果より, メチオニン過剰飼料を摂取したヒナのエネルギー蓄積量は著しく低下したが, グリシン添加により低下の度合は減少した。飼料エネルギーの代謝率 (代謝エネルギー/総エネルギー) は飼料間で差がなかったが, 代謝エネルギーの利用性(エネルギー蓄積量/代謝エネルギー摂取量) はメチオニン過剰飼料で最も低く, これはグリシン添加により改善されたが, メチオニン適量飼料には及ばなかった。窒素の利用性 (窒素蓄積量/窒素摂取量, および窒素蓄積量/飼料摂取量) も過剰のメチオニン添加で有意に低下したが, グリシンの添加によりメチオニン適量区と同程度にまで改善された。またグリシンによる成長阻害の緩和は飼料摂取量に差がない場合でもみられることから, 飼料の利用性の改善によるところが大きいものと考えられる。
著者
横田 浩久 平 雅文 倉薗 貞夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C-I, エレクトロニクス, I-光・波動 (ISSN:09151893)
巻号頁・発行日
vol.77, no.10, pp.529-535, 1994-10-25
被引用文献数
16

導波路形光回路中の光波伝搬問題に対して広く用いられているビーム伝搬法は,非線形誘電体を含む光導波路や光回路の解析にも適用されている.しかし,従来のビーム伝搬法による非線形光回路の解析では多くの場合,伝搬方向の徴小区間において電界強度分布が変化しない,という仮定を用いているため,精度の高い計算を行うためには伝搬方向のきざみ幅を非常に小さく選ぶ必要があり,計算時間も長くかかる.そこで本文では,クランク・ニコルソン法を適用した差分ビーム伝搬法の各伝搬ステップにおいて,差分式を反復計算して解を収束させる数値解析法を提案し,その定式化を行った.この手法を用いて,まず,カー媒質からなるクラッドを有する誘電体スラブ導波路にTE最低次モードを入射した場合の解析を行い,クラッド部へのビーム波の放出角を求めることにより従来の手法による結果と比較を行い,本手法の有効性を示した後,ビーム波の放出角の入射電力依存性を明らかにした.更に,この導波路の非線形TE定常波をガウスビームによって励振する場合において,ビーム幅が励振に及ぼす影響についても解析を行い,興味ある結果を得ている.
著者
横田 浩 中里 茂美 大黒 和夫 堤 義直
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.775-776, 1989-10-16
被引用文献数
1

最近の日本語ワードプロセッサ等で用いられているかな漢字変換技術は向上し、変換率も高くなり、操作性も良くなっている。操作性の向上については、全文まるごと変換方式によるところが大きいが、全文まるごと変換方式の問題点としては、機械が判断した文節が誤っている場合に正しく変換されず、オペレータが思い通りの文章に変換するためには、変換結果を正しい文節に区切り直さなければならない。この正しい文節に区切り直す機能が文節切り直し機能である。このため、最終変換率の向上をはかる上で文節切り直し機能は欠かすことの出来ない機能となっている。ただし、現行の文節切り直し機能ではいくつかの問題点がある。本報告では、これらの問題を取り上げ、その対策を述べ、より有効な文節切り直し学習機能について報告する。