著者
伊藤 洋 高瀬 覚 串山 夏樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.93, pp.1-7, 1999-05-27
参考文献数
2

非独立16バンク構成、ダイレクトラムバスインターフェースを用いたバンド幅1.6GByte/sの72Mb DRAMを開発した。スペアエレメントとヒューズセットの対応を全く独立にするマルチバンク構成のDRAMに適したフレキシブルマッピングリダンダンシ技術を採用することによって、従来のリダンダンシ方式を用いるの比べ、13%のチップ面積の削減が実現できた。また、リフレッシュ周期を長くし、データ保持能力の弱いセルだけを付加的にリフレッシュするアディショナルリフレッシュ方式を用いることによって、0.6%のチップ面積増でリフレッシュ電流を約1/4まで低減できた。