著者
竹間 美琴 井上 稔弘 村井 康二 林 祐司
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.128, 2011

近年、新水先法が施行され水先制度や水先人教育が大きく変わり、乗船経験の極端に乏しい若者にも三級水先人になる機会が与えられた。三級水先人は、本格的な業務に就くまでの過程で、水域や岸壁ごとに限定解除を受けることになっている。しかしながら、各水域や岸壁の着岸に対する難易度は水先人の経験による感覚に依存しているのが現状である。本研究では、ベテラン水先人を対象に階層分析法を用いることで各水域、岸壁の着岸難易度を定量的、総合的に評価することを提案する。