著者
井手口 直子 伊藤 由香里
出版者
日経BP社
雑誌
日経ドラッグインフォメーションpremium
巻号頁・発行日
no.121, pp.PE13-15, 2007-11-10

しつこい咳が続くため、1週間前に、母親に連れられて自宅近くの小児科を受診した2歳4カ月のKくん。小児科医からは、咳に対する対症療法薬として、鎮咳剤のアスベリン(一般名:チペピジンヒベンズ酸塩)と気道潤滑去痰剤のプルスマリン(塩酸アンブロキソール)、気管支拡張剤のメプチン(プロカテロール塩酸塩水和物)の3種類のシロップ剤が処方された。