- 著者
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草野 寛
伊藤 恵康
古島 弘三
船越 忠直
伊藤 雄也
岡田 恭彰
高橋 啓
宮本 梓
宇良田 大悟
堀内 行雄
- 出版者
- 日本肘関節学会
- 雑誌
- 日本肘関節学会雑誌 (ISSN:13497324)
- 巻号頁・発行日
- vol.27, no.2, pp.242-246, 2020
一般的な術式で治療困難なOCD6例を調査した.Joint impaction type 1例は橈骨短縮術,Radial head subluxation type 2例は尺骨矯正骨切り延長術,Joint destruction type 3例にはAnconeus Fascia Interposition Arthroplasty(以下AFIA)を行った.橈骨短縮術では屈伸可動域は65度から90度,JOA-JES scoreは42点から74点,尺骨矯正骨切り延長術では平均70度から82.5度,平均38点から76.5点,AFIAでは平均51.7度から93.3度 ,平均32点から77点へ改善した.