著者
住友 宏 八浜 義和
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子化學 (ISSN:00232556)
巻号頁・発行日
vol.12, no.127, pp.479-482, 1955-11-25 (Released:2010-12-22)
参考文献数
2
被引用文献数
3 7

平均重合度592-8080の未分別ポリアクリル酸エチルを試料としてつぎに掲げる各溶媒中で20-50℃ において粘度を測定した.30℃ において得られた極限粘度数平均重合度関係はつぎの通りである。クロロホルム:[η]=720×10-3Pn0.68, ベンゼン:[η]=6.06×10-3Pn0.67, 酢酸エチル:[η]=5.45×10-3Pn0.66, アセトン:[η]=5.33×10-3Pn0.66, メ々ノール:[η] =6.14×10-3Pn0.55,(100cc'9)。これらの値, Hugginsのk'値およびそれらにおよぼす温度の影響などから溶媒力はつぎの順序に減少することを明らかにした。クロロホルム>ベンゼン>酢酸工チル>アセトン>メタノール。このうち前四者はポリアケリル酸エチルに対して良溶媒であり, メタノールのみ貧溶媒である。
著者
住友 宏行 徳丸 正孝 村中 徳明
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第26回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.9, 2010 (Released:2010-11-05)

本論文では,カオスニューラルネットワーク(以下 CNN)を用いたパートナーロボットの感情生成モデルを提案する. 提案モデルではCNNを用いることによって,従来研究の問題点である感情表現が単純であるという問題点を解決する. このモデルでは,ラッセルの感情モデルに含まれる順応水準の原理を用いている. 本論文では,シミュレーションを用いて提案モデルの有効性を検証し,提案モデルが順応水準の影響を受けているかの確認を行う. また,カオス性の点でも,提案モデルはたとえ学習する内容が同じでも,異なった反応が出来るかどうかを確認する.