著者
余頃 祐介
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.43-52, 2016-04-01 (Released:2016-04-01)
参考文献数
8

2015年のDOIアウトリーチ会議は,ジャパンリンクセンターのホストにより東京で2015年12月3日に開催された。そこでは,「研究データへのDOI登録実験プロジェクト」の最終報告に加えて,海外のDOI登録機関から日本のコミュニティーに対して,そのユースケースを交えたDOI登録のメリット,DOI登録対象の多様性について紹介があった。
著者
住本 研一 余頃 祐介
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.152-153, 2018-09-03 (Released:2018-05-18)
参考文献数
5

科学技術基本計画[1]にもオープンサイエンスの重要性が明記され、論文のオープンアクセス化、研究データのオープン化への動きが活発になっている。また、オープンサイエンスの基盤としてのデジタルアーカイブの重要性も増している。このように多くの情報が行き交うようになると、コンテンツの特定や識別が重要になる。今回ジャーナル論文では一般的になった国際的永続識別子DOIを紹介する。DOIは、論文だけで無く登録対象コンテンツを最近増やしており、今回国内での古典籍への適用事例や海外でのデジタルコンテンツへの適用事例等を紹介したい。当日はそれらの事例を踏まえて、デジタルアーカイブに搭載されたコンテンツへのDOI適用の可能性を議論させて頂きたいと考えている。