著者
八巻 正治
出版者
弘前学院大学大学院社会福祉学研究科
雑誌
社会福祉学研究
巻号頁・発行日
no.3, pp.29-46, 2008-03-18

本論文は,ニュージーランドにおける大規模居住型福祉施設の解体閉鎖のプロセスを通して,インクルーシヴ社会構築,および当事者本人への支援サービスの在り方について論じたものである。本論文で明らかになったのは次の3点である。第1には,ニュージーランドでは権利擁護組織団体が施設解体閉鎖のために大きな働きをなしてきた,といった点。第2には,それを支えるための法的整備の充実が図られてきた,といった点。そして第3には,ニュージーランドが多文化国家の形成を積極的に図ってきた,といった点である
著者
八巻 正治
出版者
弘前学院大学大学院社会福祉学研究科
雑誌
社会福祉学研究
巻号頁・発行日
no.4, pp.41-54, 2009-03-17

本小論は、対人支援活動において支援実践者が保有すべき理念について、経験主義的支援観から論じたものである。系統主義的支援観は、そこに能力主義的視点を内包するがために、インクルーシヴ支援論を構築するうえでふさわしくない。これに対して経験主義的支援観は、一人ひとりの支援ニーズに即した支援理念をそこに内包しているため、利用当事者を主軸としたインクルーシヴな支援実践論として志向されるべき理念である。
著者
八巻 正治
出版者
弘前学院大学大学院社会福祉学研究科
雑誌
弘前学院大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学研究
巻号頁・発行日
no.4, pp.41-54, 2009-03

本小論は、対人支援活動において支援実践者が保有すべき理念について、経験主義的支援観から論じたものである。系統主義的支援観は、そこに能力主義的視点を内包するがために、インクルーシヴ支援論を構築するうえでふさわしくない。これに対して経験主義的支援観は、一人ひとりの支援ニーズに即した支援理念をそこに内包しているため、利用当事者を主軸としたインクルーシヴな支援実践論として志向されるべき理念である。