著者
八木 一成
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.101-107, 2013-03

伊賀地方は三重県伊賀市と名張市を指し,両市の人口の合計は17万6千人,大阪と名古屋を通勤圏とし,伊賀市を通る国道25号(名阪国道)沿いには企業の工場,倉庫等が立地している。一方,総面積の59%が森林,9%が経営耕地であり自然環境が豊かな中で農業が営まれている。また,伊賀市は社団法人全国愛農会の本拠地であり,2010年3月には伊賀有機農業推進協議会が発足し,有機農業に対する意識の高い地域でもある。本稿では有機農業の特性を考察し,建設的な取り組みを行なっている有機農家の集まりのひとつである「伊賀有機農産供給センター」について,作り手(生産者)と受けて(消費者)の両方の立場から有機農業の持つ可能性を論じるものである。
著者
八木 一成
出版者
太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.199-206, 2007-03-31

日本では1970年代の石油危機を機にバイオマスエネルギーが注目されたものの, 長期にわたる石油価格の安定と原子力政策により, バイオマスの利活用が国民生活に浸透することはなかった。しかし, 近年の環境問題, とりわけ地球温暖化に対する国民の意識の変化や2005年2月に京都議定書が発効したことによる政策上の必要性から、日本でもバイオマスエネルギーが見直されつつある。本稿はエネルギーとしてのバイオマスのみならず, 食糧問題とバイオマスの関連について考察を加えるものである。