著者
城間 由紀 谷 里佐 加治工 尚子
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.29, pp.356-357, 2013

うちなーぐちの教材は、これまで、主として文字資料やビデオ映像で作られてきたが、教材として教師が必要に応じて各種資料が取り出せる多様性のある教材保存が望まれてきた。そこで、地域文化としての最も基礎的な教育資料として、多様な観点から教師、学習者が資料を活用できる方法の開発が必要である。今回、デジタルアーカイブを用いて、うちなーぐちの各種資料を保存し、広く教育利用が可能な方法を開発した。
著者
加治工 尚子
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.150-153, 2013-11

岐阜女子大学では、これまで口述記録について様々な実践を含めた研究が継続されてきた。詳細は過去の年会誌に譲るが、それらの多くは戦争体験や文化情報の記録あるいは教材化についての一次情報としての考察が重ねられている。本稿では、それらの実践や論考を踏まえ、文化の継承における二次情報としての口述記録の活用について、鳩間島のデジタルアーカイブ化を通して試みていることを報告する。