著者
北村 恵子
出版者
上田女子短期大学
雑誌
上田女子短期大学紀要 (ISSN:09114238)
巻号頁・発行日
no.31, pp.123-135, 2008

保育現場で行われているうた(手)あそびは、各種のうたやリズムに乗って言葉と身体の各部の動きが連動し、子どもたちを楽しいあそびの世界に誘う児童文化財として機能している。今論文は、うた(手)あそびを学ぶ際に使用する市販の保育教材の問題点と学生の選択眼養成について、童謡「どんぐりころころ」を素材にし、学生の音楽的能力(読譜力・歌唱力・創造力・記譜力・コミュニケーション力)などを育成しようとする試みを述べたものである。