- 著者
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松山 倫也
北野 載
坂口 圭史
長野 直樹
- 出版者
- 九州大学
- 雑誌
- 基盤研究(A)
- 巻号頁・発行日
- 2015-04-01
マサバは養殖対象種として有望であるが、クロマグロ同様、稚魚期の共喰いにより生残率が著しく低い。本研究では、ゲノム編集技術を利用して、攻撃性関連遺伝子であるAVTR-V1a2を破壊したマサバの品種作出を目指した。その結果、TALENによりAVTR-V1a2の両アレルが破壊(ホモKO)された21尾の個体を作出することに成功した。今後、これらの個体を用いて、大量の稚魚を生産し、形質を評価する予定である。