著者
中村 淳 南部 信義 大塩 茂夫 齋藤 秀俊
出版者
公益社団法人 日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.493, 2004

我々はZn-EDTA錯体水溶液からスプレードライ法によりZn-EDTA金属錯体粉末を作製した。スプレードライのアトマイザには二流体ノズルを用い、エアー圧100kPaで乾燥塔内に噴霧した。スプレードライの乾燥温度は160℃で行った。得られたZn-EDTA金属錯体粉末を800℃、3h焼成することによりZnOを作製した。得られたZnOを大気雰囲気および/または還元性雰囲気にて熱処理を行うことによりZnO:Zn蛍光体粉末を得た。走査型電子顕微鏡(SEM)法により作製した蛍光体粉末の粒子形状及び粒度分布を、またカソードルミネッセンス法により発光強度を測定して評価した。