著者
栗山 昭子 山田 理恵子 山岡 テイ 栗山 直子 吉田 隆夫 乾 清可
出版者
芦屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

「世代間交流による患児への遊び・学び支援プログラム」の実践的研究では「病院の子ども憲章」に基き入院中の子どもたちの保有する「遊び・学び」を支援した。5つの病院の協力のもとに、12人の高齢者ボランティアを養成し三年間、月2-3回「遊び・学び」の支援を行ってきた。徐々に子どもからのニーズが高まり、教材や遊び道具をベッドサイド用に開発してきた。手乗り紙芝居や発達に応じて使用できるドリルなどである。ボランティアはこれらの開発道具を携え定期的に病院の子どもたちに「遊びと学び」の支援を行った。医療関係者とも相互理解が深まりモデルプログラムとして定着した。このプログラムはカプラン氏からも注目されている。