著者
御興 久美子 赤松 万里 内田 由理子 土家 琢磨 吉野 太郎
出版者
奈良県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

アカデミック・ハラスメントが発生しうる危険性を組織内で予知し、事前に対策を講じることができるようにとの目的で、環境評価基準の策定をおこなった。評価・点検項目のうち、大半の大学で未整備のアカデミック・ハラスメントおよびパワー・ハラスメント防止対応ガイドラインおよび相談窓口設置運用規程について、基準案を策定した。
著者
吉野太郎 fuga
雑誌
デジタルプラクティス
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.177-183, 2012-07-15
被引用文献数
4

2011年3月11日に発生した東日本大震災直後から,オープンソースソフトウェア(OSS)の災害時救援情報共有システムSahana(サハナ)の運用に向けた活動が行われた.その結果,Sahanaは一定の期間,岩手県陸前高田市において救援物資の配送マネジメントに利用され,山形県庁において避難者管理に向けて導入された.しかし,その道筋は平坦だったわけではない.本稿では,その分析と評価を行い,災害時におけるNPOとOSSのあり方について考察する.