著者
高畑 浩之 荒木 美和子 向井 克之
出版者
群馬県農業技術センター
雑誌
群馬県農業技術センター研究報告 (ISSN:13489054)
巻号頁・発行日
no.5, pp.40-41, 2008-03

こんにゃくいもには、およそ精粉成分10%、飛粉成分5%を含んでいるが、この飛粉部分にセラミドが特に多く含まれていることが明らかにされた。このこんにゃくセラミドは、1日0.6mgの摂取で皮膚の保水性向上効果があり、飛粉100g中には200mg程度、生いもこんにゃく100g中には多いもので1mg程度含まれていることが報告されている。そこで、生いもこんにゃくの消費拡大や、こんにゃくいもの安定生産、国内自給率の維持向上への寄与を目的に、生いもこんにゃく等の摂取による皮膚の保水性向上効果の検証を行うこととした。