著者
尾崎 航成 向井 宏明 松井 くにお
雑誌
第82回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, no.1, pp.621-622, 2020-02-20

幅広い世代へのインターネット普及に伴い,SNS(ソーシャルネットワークサービス)が広く利用されている.反面,SNS上の人権侵害が増加しており,これに伴いインターネット監視団体の負担も増加している.今後もSNSの利用者が増加し,SNS投稿数も増加が予想されるため,不適切投稿の監視自動化が求められる.本研究では,機械学習を用いて不適切投稿を自動検知する手法を検討し評価を行った.人権侵害に該当するニュアンスの投稿を不適切投稿としてラベル付し学習モデルを作成し教師あり学習による不適切投稿の検知を評価したので報告する.
著者
小口 和海 佐藤 浩司 向井 宏明 横谷 哲也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.450, pp.103-108, 2007-01-04

近年、キャリアクラスEthernetの実現が重要となっており、ITU-TにおいてEthernet回線の保守、運用、監視を行うEthernet OAM (Operation, Administration and Maintenance)と、2地点間に冗長経路を設定し、障害検出時に切替を行うリニアプロテクション切替メカニズムが勧告化された。これらの標準に準拠することで、Ethernetを用いて高信頼なサービスを提供できるようになってきている。また、メトロエリアのサービス提供を考えた場合、多地点接続可能なリング接続が適しており、リングにおける障害発生時の切替方式がITU-T等で検討されている。本稿では、Ethernetでマルチリングを構成した場合の障害発生時の切替方法について、Ethernet OAMを用いて切替える方法を提案し、その制御方式について述べる。