著者
王 旭 和田 尚也 宮崎 哲弥 北山 研一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PN, フォトニックネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.667, pp.127-132, 2006-03-09

コヒーレントDPSK-OCDMA(optical code division multiple access)の差動位相変調方式の実用性が提案され実験的に実証されている。On-off-keying(OOK)-OCDMAとの比較に基づいた検証を理論的かつ、実験的に行なわれている。バランス型検出器を用いたDPSK-OCDMAはOOK-OCDMAに比べ、ビート雑音耐性と多重アクセス雑音耐性が優れていることを実証する。DPSK-OCDMAはまた、受信側の閾値レベル設定を低減でき、システムの信頼性を向上できる。