著者
八木秀次 宮崎哲弥編
出版者
洋泉社
巻号頁・発行日
1996
著者
宮崎 哲弥 枝川 登 山本 周 秋葉 重幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム
巻号頁・発行日
vol.96, no.334, pp.49-54, 1996-10-31

本論文では容易に構成可能且つ安定に動作する多波長光源として, 一組のアレイ導波路格子(AWG)を用いたファイバリングレーザを提案し, 波長多重ネットワークにおける適用について検討した. さらに基本動作特性としてチャネル間隔1.4nmにおいて, 各波長出力-5dBm, サイドモード抑圧比40 dB, 信号対背景雑音レベル60 dBの安定な4波長同時発振動作を確認した. この多波長リング光源は各波長ごとの個別変調も可能であり, また離散的波長可変光源としても適用することができる.
著者
王 旭 和田 尚也 宮崎 哲弥 北山 研一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PN, フォトニックネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.667, pp.127-132, 2006-03-09

コヒーレントDPSK-OCDMA(optical code division multiple access)の差動位相変調方式の実用性が提案され実験的に実証されている。On-off-keying(OOK)-OCDMAとの比較に基づいた検証を理論的かつ、実験的に行なわれている。バランス型検出器を用いたDPSK-OCDMAはOOK-OCDMAに比べ、ビート雑音耐性と多重アクセス雑音耐性が優れていることを実証する。DPSK-OCDMAはまた、受信側の閾値レベル設定を低減でき、システムの信頼性を向上できる。
著者
大黒 將弘 宮崎 哲弥 森田 逸郎 大谷 朋広 長尾 康之 久保田 文人 鈴木 正敏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.410, pp.7-10, 2004-10-28
被引用文献数
5

架空区間を含んだ約200kmのITU-TG652準拠の既設シングルモードファイバで構成された、JGNII光テストベットを用いて、単一チャネルの単一偏波160Gbit/s光信号伝送実験を行った。強度変調(OOK:on-offkeying)方式と差動位相変調(DPSK:differential phase shift keying)方式の特性比較を行い、 DPSK変調方式を用いることで, OOK変調方式よりも良好な伝送特性を得た。さらに、DPSK変調方式と偏波スタビライザを併用することで、OOK変調方式に比べて2.5dB以上Q値の向上が得られ、200km伝送後も安定な伝送特性が得られた。