- 著者
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二村 雄次
佐野 力
安部 哲也
梛野 正人
横山 幸浩
國料 俊男
千賀 威
西尾 秀樹
- 出版者
- 愛知県がんセンター(研究所)
- 雑誌
- 基盤研究(A)
- 巻号頁・発行日
- 2008
大腸癌皮下発癌モデルに対してNek2 siRNAとS1併用投与群はNek2 siRNA単独投与群より有効であった。Nek2 siRNAとCDDP併用投与群においても有効であり、相加効果であった。ラットでのNek2 siRNAの血中移行は局所投与後15minで最高となり60minでほぼ消失していた。またNek2 siRNAの毒性試験より無毒性量(NOAEL : No Obeserved Adverse Effect Levels)は3.7(mg/kg)で、Nek2 siRNAの最大推奨初期投与量(MRSD : Maximum Recommended Starting Dose)は0.0285(mg/kg)であった。