著者
坪内 泰志 仁木 満美子 福田 隆志 八代 正和 瀬良 知央 金子 幸弘
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2021-04-01

スキルス胃癌に対して理想的な薬剤を発見するために、①深海・海洋性サンプルを微生物分離源、開発した微生物細胞剥離装置、及び生息環境-微生物群集構造の相関により構築した深海・海洋性放線菌ライブラリーを抗スキルス胃癌探索資源として、活性化合物候補を見出すこと、②多岐分類群の深海・海洋性放線菌が抗スキルス胃癌活性物質を生産する意義を、構造活性相関解析と作用機序解析の連関データの蓄積・比較により解き明かすこと、③独自に樹立したスキルス胃癌細胞8 株を用いた基礎病理学的解析を実施すること、そして④実用化へのシームレスな展開を視野に入れるためにオミクス解析を組み込む。