著者
古野 朗子 米澤 理加 徳永 博昭 堀越 秀彦 杉山 顕寿 高下 浩文
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

日本原子力研究開発機構(JAEA)は、福島県の委託を受け、2011年7月から福島県民の内部被ばく検査を行っている。検査当日に家族単位での結果説明および質疑応答を行っているのがJAEAの対応の特長である。本報告では、受検者に対して実施した意識調査の結果について述べる。検査前の調査では切実な不安や不満が多く聞かれるのに対し、検査後の調査では不安が軽減した割合が高くなっており、双方向コミュニケーションの重要性が実証されたと言える。
著者
古野 朗子 杉山 顕寿 米澤 理加 郡司 郁子 徳永 博昭 堀越 秀彦
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

原子力機構は、福島県の委託を受け、平成23年7月から福島県民の内部被ばく検査測定を実施している。検査の前後に、放射線被ばくに関する不安や対応に関する意見などの意識調査を実施した。前回の報告に続き、平成24年末までの意識調査の結果を分析して報告する。
著者
高下 浩文 杉山 顕寿 古野 朗子 郡司 郁子 徳永 博昭 堀越 秀彦
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

原子力機構では、福島県や茨城県において、住民に対して放射線勉強会を開催している。また、福島第一原発周辺の住民を中心に内部被ばく検査を実施している。両者において住民のアンケート調査を実施し、不安・心配に思うこと、福島原発事故前の放射線に対する情報の接触状況、情報源、情報提供のあり方等を把握することができた。ここでは、アンケート結果を基に、勉強会に参加した茨城県民、福島県民、及び、内部被ばく検査の受検者の意識を比較検討する。