著者
大貫 繁雄 大塚 友彦 清水 昭博 城石 英伸 西村 亮 小坂 敏文
出版者
東京工業高等専門学校
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

本研究では,技術者を目指す学生のモチベーションを向上させるため,15歳という低年齢から学生の意識を「頑張ること=達成感を得るための第一歩」が「嬉しい(さらなる向上へ)」という状態に遷移させる仕組みを提案する.まず,現行の新入生専門導入科目「ものづくり基礎工学」の現状分析を学生意識調査により,入学当初から,複合・融合的視点を修得する意義を認識する学生が多いことが明らかになった.次に、社会ニーズ(環境やエネルギー等)の高い分野の基礎実験テーマを組み込み、社会で望まれる技術者像の理解向上を試みた.学生の意識調査から社会ニーズの高い分野への関心や社会で望まれる技術者像についても高い認識を持っていることが明らかになった.最後に,社会人技術者から構成される人材バンクを立上げ,外部教育力を活用して,「ものづくり基礎工学」の授業の一環として設計・製作物の発表会(競技会),講演会等を実施し,学生の自発的な発想力や行動力向上のための新しい授業形態を検討した.学生意識調査から,現場技術者から実務能力について講演を受けることで、技術者意識について共感する学生が多い結果となった.
著者
大貫 繁雄 安達 三郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

SEPAC(Space Experiments with Particle Accelerators)の再実験が,スペースシャトル・アトランティスで1992年3月末に行われた.この実験では主に人工オーロラの励起と変調電子ビーム放出の実験が行われた.変調電子ビームの実験は,変調周波数0.05〜7.04kHz,パルス幅0.1sec,最大電力1.4kWで行われ,日本上空をスペースシャトルは1度通過し,そのとき変調電子ビームの放出が行われた.また国内の6カ所(札幌,金沢他)でVLF波の観測が行われた.しかしながら6カ所の観測所において,変調電子ビームによるVLF波の信号は観測されなかった.SEPACの再実験では,変調周波数が低域ハイブリッド周波数,ω_<LHR>近傍で行われたが,VLF波の信号は地上において観測されず,電子ビーム速度,変調周波数などの実験条件にいくつかの問題点が残された.本報告ではこれらに対する二,三の検討を行ったので,その結果について述べる.