著者
大野 恵美子 高橋 尚見 浅野 晶子 吉田 弥生
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.134-136, 2002-08-05 (Released:2011-08-11)
参考文献数
4

小児は発熱した場合でも, 母親に抱かれていたり活発に遊んでいたりして, ベッドに横になれずクーリングも行えない事が多い。そこで, 横になれなくても行えるクーリング方法につき検討をした。1歳から3歳を対象に, 背部クーリングを目的にリュックサックとベスト, 腋下クーリングを目的にぬいぐるみ型で保冷剤カバーを作成した。これらを母親に選択してもらい実際に使用した結果, リュックサックとベストの背部クーリングが, 嫌がらず長時問行え, 解熱効果も65%の患児にみられたなど, 有効であるという結果となった。母親からも行動を妨げない, 患児の目に見える所に何もないから良いなど好評であった。
著者
大野 恵美 Megumi OHNO 湘北短期大学保育学科
巻号頁・発行日
no.32, pp.31-55, 2011-03-31

中田喜直の生涯での作品は3000曲に近いといわれる。多くの作品が日本人の愛唱歌として親しまれている。本論では晩年に作曲された、金子みすゞ童謡歌曲集"ほしとたんぽぽ"を考察し、金子みすゞの童謡詩(14 作品)は童謡としてではなく歌曲として作曲されているのか、その音楽の真髄を探る。