著者
太田 広三郎
出版者
千葉大学
雑誌
千葉医学会雑誌 (ISSN:00093459)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.1659-1669, 1959-11

The author investigated the clinical acts of young delinquents in Chiba Tuvenile Classification Centre from 1951 to 1955, and diagnosed them psychiatrically, and observed the corelations between their character and their environments. The results were; 1) The delinquents who were taken into the Chiba Tuvenile Classification Centre were at the maximum of their number in 1951, then generally decreased. But in 1954, they in creased temporarily because of the prevalence of "wake amine addict". 2) The accomodators became older and their delinquencies could not be distinguished from thoss of adults. 3) Despite the lacenies decreased gradually, the rudeness, the racy and the alcoholism increased. 4) The most of the accomodaters were the mental weakness, the character derrangemehts and the psychopaths in 1951-the post war confusing age. But in 1955, they became lesser. 5) The results of their intelligence quotience test were bad generally. 6) The almost of the girl delinquents were infected by veneral diseases. 7) The influences of "Brocken-home" to the delanquencies were much greater in 1955.
著者
太田 広
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.84, 2009

レクリエーションのための土地へのアクセス権が幅広く認められている英国スコットランドにおいて、アクセス規則の策定プロセスを検討することで、田園地域等のレクリエーション利用の課題を明らかにした。土地管理者は、利用者の責任、農地等の土地管理者の利益保護などに関する関心が高く、土地管理者の義務が過大で、利用者の責任が不十分または不明確、無責任な行動に対する対処も不適当と考えており、アクセス権によるレクリエーション利用に対する土地管理者の懸念払拭や利用者との軋轢回避が大きな課題と考えられる。これらの懸念や軋轢回避の方策として、法令や利用ルールであるアクセス規則への国民の理解の促進、適正な利用のための分かりやすい利用ルールづくり等が必要と考えられる。
著者
陳 き 太田 広人 佐々木 健介 尾添 富美代 尾添 嘉久
出版者
日本農薬学会
雑誌
Journal of pesticide science (ISSN:1348589X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.473-480, 2011-11

(R)‐オクトパミン(OA)との相互作用に関わるカイコ由来β‐アドレナリン様オクトパミンレセプターのアミノ酸残基を同定するために,オルトステリック部位と予測される部位に1アミノ酸置換をもつ7変異体を作製してHGK-293細胞に発現させ,(R)‐OAとの反応により細胞内cAMPレベルを上昇させる活性を測定した。その結果,S206A変異体は活性を保持していたが,その他の変異体(D115A,S202A,Y300F,Y300N,Y300L,Y300A)は活性を示さなかった。この結果とホモロジーモデリング/ドッキングシュミレーションの結果から,Ser202とTyr300は(R)‐OAのフェノール性ヒドロキシル基と相互作用し,Asp115はβ‐ヒドロキシル基及び側鎖アミノ基と相互作用することが推察された。