著者
中埜 貴元 小荒井 衛 星野 実 釜井 俊孝 太田 英将
出版者
公益社団法人 日本地すべり学会
雑誌
日本地すべり学会誌 (ISSN:13483986)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.164-173, 2012-07-25 (Released:2013-10-01)
参考文献数
17
被引用文献数
1 2

地震時に発生が懸念される大規模盛土造成地における滑動的変動被害について,その被害予測を効率的に実施するためには,国土交通省の「大規模盛土造成地の変動予測調査ガイドライン」の第一次スクリーニングですべての盛土に共通して得られる地形情報のみを利用して,盛土の相対的な滑動崩落危険度を評価する必要がある。そこで,盛土地形の計測と地震時滑動崩落に対する相対的な安全性の評価支援が可能なシステムを構築し,その有効性を検証した。
著者
太田 英将
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.317, pp.82-86, 2002-12-13

土木技術者にとって,地下水は最も難しい問題だろう。なんといっても見えないからやっかいだ。地下水の供給源は降雨だ。その降雨が循環していることから考えていくと,地下水の量は予想できる。周囲の地形と川の水の量を調べると,かなりの問題は解決できる。単純化したモデルを基に考えるよりも,「経験的な手法を使ってアプローチするのが正しい」と太田氏は指摘する。
著者
太田 英将
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.426, 2007-06-22

3年ほど前,韓国企業からソフトウエアの注文があった。当社が開発,販売し,日本語環境で動くソフトウエアで,日本語対応のウィンドウズ上でないと動かない代物だ。それらの事情を告げて,韓国ではうまく動かないかもしれませんよと忠告したが,日本語環境のパソコンを用意してでも使いたいとのことだった。さらに,すぐ使いたいので韓国まで技術指導に来てほしいとの要請もあった。