著者
林 正信 市川 友香子 荒井 惣一郎 遠藤 大二 奥井 登代
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.60, no.8, pp.969-971, 1998-08-25
参考文献数
26

トポイソメラーゼII阻害剤のエリプチシンによって生存率が37%に減少する用量, D_37値はLECとWKAHラットの細胞で各々1.2と2.2μMで, LECはWKAHラット細胞よりも約1.8倍高感受性であった.LECとWKAHラット細胞核抽出液におけるトポイソメラーゼII活性は両者に有意差は見られず, LECラット細胞のエリプチシン高感受性はトポイソメラーゼII活性レベルとは関連していないことが示唆された.