著者
姜 信善 相川 一哉
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.1-20, 2009-11

本研究では,アイデンティティ・ステイタスの差により,理想自己と現実自己とのズレにおけるとらえ及び対処がどのように異なるのかを調べる。そのことからアイデンティ・ステイタスによって,理想自己と現実自己とのズレはどのようにとらえられ,具体的にどのような対処がなされるのかを明らかにすることができ,自己概念の形成について何らかの示唆が与えられるのではないだろうか。この点について検討することが,本研究の目的である。
著者
姜 信善 南 朱里
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 = Memoirs of the Faculty of Human Development University of Toyama (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.1-10, 2015-03-15

本研究では友人関係に影響を及ぼす要因として,個人志向性・社会志向性が推察され,取り上げていくこととする。本研究の全体的目的は,個人志向性・社会志向性が友人関係満足への影響を,男女別に調べた上で,検討していくことである。
著者
姜 信善 河内 絵理
出版者
富山大学人間発達科学部
雑誌
富山大学人間発達科学部紀要 (ISSN:1881316X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.1-15, 2010-03

愛着(attachment,アタッチメント)とは,「乳幼児期を過ぎると消え去るのではなく,青年期,成人期以降も持続し,人生において重要な役割を果たす,特定の対象に対する特別な情緒的結びつき」のことである(Bowlby,1973)。本研究では,愛着の<親への安心>と<親への親密>という 2側面に焦点をあて検討を行うこととする。また,本研究では,愛着対象を,・母親・とは限定せず,父親,母親を統合した ・親・との愛着を想定し,親への愛着の尺度の作成を行い,学校適応との関連を検討することとする。次に,調査対象は小学生とする。これまでの愛着についての研究は,乳幼児,中学生,大学生を対象としたものがほとんどであり(山川,2006;松岡・青柳・斎藤,2001;五十嵐・萩原,2004),小学生を対象とした研究はほとんど見当たらない。中学生や大学生にとって,親への愛着の重要性が示されたが,親の援助がより多く必要であると考えられる小学生にとっては親への愛着は,より重要な影響を及ぼすことが推察される。以上のことを明らかにすることを本研究の目的とする。