著者
大豆生田久志 小林亜樹 佐藤宏紀
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.627-628, 2011-03-02

オンラインショッピングは実際の店舗よりも膨大な数の商品を気軽に商品を閲覧できる。しかし膨大な数の商品の中から自分で欲しいものを探さなくてはならなく、店員のように商品を推薦して、購入までの意思決定の支援をするものではない。そこで、Tシャツ販売を例にとって、店員の役割を果たす試作システムを作成する。本研究では、適合フィードバックのようにユーザの嗜好を学習し嗜好に合ったものに絞るだけではなく、嗜好に合わないものも適当に提示することによって購入の決断を促し、意思の決定を早める手法を提案する。その提案手法の有効性について、既存の適合フィードバックと比較し検証する。
著者
下山雄大 小林亜樹
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.493-494, 2014-03-11

多くのユーザにツイートを届けるためには,ツイートの閲覧されやすい時間帯に投稿することが有効である.このため,特定のユーザについてツイート行動を観測し,それぞれの時間帯でのツイート閲覧確率を推定する手法を提案してきた.しかし,多数のユーザについての閲覧されやすい時間帯を統合して推定する手法は未開発であったため,本稿ではその手法について提案する.本手法では,各ユーザのツイート閲覧確率を基に,それぞれの時間帯でのツイートを閲覧するユーザ数の期待値を推定する.提案手法の効果を実験によって検証する.
著者
渡辺光祐 小林亜樹
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.379-380, 2014-03-11

本稿では、利用者の嗜好や気分を反映し、心地よく聴取を続けられるような楽曲推薦方式について述べ、試作システムによる評価を行う。本方式では、利用者の嗜好や気分を楽曲のテンポに基づき表現するため、基準となるテンポとして精神テンポを用いる。また、心地よく聴取を続けられるようにするため、楽曲の再生履歴を用いて楽曲間の聴取時のつながりの良さを指標化し、これらを使ってプレイリストを生成する。試作システムでは、音楽プレーヤ内の最終の再生ならびにスキップ日時を用いて、楽曲間のつながり行列を得ておき、これとタッピングにより取得した精神テンポ、つながり情報を反映して楽曲の推薦評価値を求めることでプレイリストを生成する。実験により本手法の有効性について検証した。