著者
小泉 芳 小池 英樹 安村 通晃
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.129, pp.51-56, 2004-12-20

本研究では、ウイルスの拡散過程において、感染国数に注目した解析を行う. 特にIPアドレスを基にターゲットを選ぶウイルスを対象として ターゲット選択方法が地理的な拡散にどのような影響を及ぼしているかをシミュレーションにより分析する.また感染国数を急増させることを目的とした新しいターゲット選択方法であるハブリストスキャンの効果についても述べる.In this paper, we analysis the relationship betweeen viruses spread process and infected number of countries. We investigates the dynamism of geographical spread of viruses by target selection mechanism. We also investigates the effect of new scan method, named hub list scan.