著者
小堀 研一 小野 修一郎 西岡 郁夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.33, pp.2151-2152, 1986-10-01

筆者らは,歪みの少ない四角形要素を発生するアルゴリズムを開発したので,その手法について報告する。これは,直線,円弧,楕円,自由曲線(以下エンティティという)などで構成された平面上にある閉じた領域を分割するもので,四辺で囲まれた領域を要素分割する際,互いに向かい合った辺上の分割数に制約をもたない,自動メッシュ生成を可能にするものである。
著者
山口 悟郎 柳田 博明 小野 修一郎 副島 繁雄 和田 重孝
出版者
The Chemical Society of Japan
雑誌
工業化学雑誌 (ISSN:00232734)
巻号頁・発行日
vol.67, no.10, pp.1499-1501, 1964

コランダム単結晶の水熱育成法は未だ確立されているとはいい難い。本報ではこの方法におけるいくつかの問題点,オートクレーブ内の温度差の問題,育成のための最適温度圧力条件,種子結晶,原料など反応物質の問題,時間と成長率との関連の問題についての実験結果をもとに,本法の特質を考察した。この結果,オートクレーブ内の温度差は外壁測温の場合よりかなり小さく,とくに銀カプセルを用いた場合ほとんど無視できるものとなる。コランダムの溶解速度に対する著者らの数値を用いて,この温度差の実効値について半定量的に議論した。つぎに,最適温度圧力については高温高液充填度ほどよいことがわかった。高温は結晶成長速度を速め,液の高充填度は,温度差の実効値を大にするものと考えられる。種子結晶については,成長に少なくとも2段階あり,種子のカット方向が重要であろうことが示唆される。原料については,コランダム,あるいは水酸化アルミニウムの状態の時間変化の影響は認められなかった。成長機構は成長段階が少なくとも二つあることに特徴がある。現在まで著者らの実験方法で数cmのコランダム単結晶を得ることができるが,鉄イオンの混入による着色を除去するのは困難である。
著者
門奈 哲也 小野 修一郎
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.115, 2006

本研究は、LCA手法を使って、もっぱら飲食店などの業務用として使用される樽容器及び販売装置に関して環境影響を評価すると共に、利用段階におけるライフサイクルシステムを明確にすることで、今後の容器改善や使用システムの改善につなげる情報の提供を目的とした。