著者
山崎 征子 小田 義隆 上村 晶
出版者
高田短期大学
雑誌
高田短期大学紀要 (ISSN:09143769)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.81-90, 2011-03

近年の保育者を目指す学生は、少子化の影響もあり、入学までの間に、職場体験などによる保育所・幼稚園体験以外に、実際に子どもに関わる経験をもつものが非常に少なくなっている。そこで、子ども学科「保育原理」の授業で、学生の子ども理解を深める姿勢を作るべく「子ども発見ノート」の取り組みを2009年度から始め、その効果に関する研究を開始している。本稿は2年間の短大生活における「子ども理解」の成長に関する縦断的研究の1年目の分析にあたる。
著者
山崎 征子 小田 義隆 上村 晶
出版者
高田短期大学
雑誌
高田短期大学紀要 (ISSN:09143769)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.107-116, 2012-03

2009年度から「子ども理解」を深める姿勢を培う取り組みである「子ども発見ノート」の実践を開始して3年目をむかえた。本稿は、2009年度に入学した学生を対象とした継続的な「子ども発見ノート」の取り組みに関する分析の2年目にあたる。この取り組みを2年間継続したことの有効性を可視的に数値で表わすとともに、学生たちが継続して「子ども発見ノート」を記録し続けたことによって修得した学びの実態(「子ども理解」に関する成長)を考察したものである。