- 著者
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都並 結依
大成 博文
大成 博音
山本 孝子
- 出版者
- 日本高専学会
- 雑誌
- 高等専門学校の教育と研究 : 日本高専学会誌 (ISSN:1343456X)
- 巻号頁・発行日
- vol.13, no.2, pp.3-8, 2008-05-20
- 被引用文献数
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2
超高速旋回式で発生したマイクロバブルのほとんどが収縮してマイクロナノバブルへと変化する.この区別は,その収縮速度差の相違でなされる.マイクロバブルの収縮の原因は,発生時の負圧形成が引き金となり,発生後の周囲水の加圧とその収縮過程における内部気体の噴出および溶解することにある.マイクロバブルの収縮パターンには3つがあり,その形成にも収縮時の内部気体の噴出が関係している.マイクロバブルは,ダム貯水池下層の無酸素水域に注入することで有酸素化による水質浄化に有効である.