著者
有光 哲彦 岡崎 啓吾 戸井 武司
出版者
一般社団法人 日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.71, no.6, pp.267-275, 2015-06-01 (Released:2017-06-02)
被引用文献数
2

家電製品及び自動車などの省エネルギー化を背景に,夏場の空調環境では設定温度の上昇が望まれている。そのため,従来の室温設定による制御から発展した音環境や色環境,更には風環境を制御し,体感温度を考慮した室内環境の創造が求められている。本研究では,空調環境でのくつろぎ時を想定し,主観評価及び生体情報に基づく客観評価の観点から,体感温度に影響する音環境及び色環境の各条件を検討した。次に,それぞれの条件と体感温度との関係性から視聴覚モデルを構築した。更に,音環境及び色環境の複合刺激が体感温度に及ぼす影響を評価し,体感温度を効果的に変えられることを明らかにした。