著者
岡田 あおい
出版者
慶應義塾大学大学院社会学研究科
雑誌
慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 (ISSN:0912456X)
巻号頁・発行日
no.30, pp.p53-61, 1990

I. はじめにII. 《アナール》学派の家族史研究の視点III. 家族史研究の資料と分析方法IV. 家族変動論の意義と限界V. 結びにかえて論文
著者
岡田 あおい
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究は、宗門改帳を史料とし、ここからデータベースを構築し、徳川後期の農民世帯の家族構造を明らかにすることが目的である。本研究で用いる史料は、東北日本2地域(会津山間部4か村・二本松平野部3か村)と中央日本2地域(美濃平野部6か村・信州山間部2か村)である。結果的には、当初予定していたデータベースの完成には至らなかった。データベースの完成にはまだ時間を要するが、完成度の高い東北日本の一農村のデータを用いて、徳川後期農民社会の家族構造を解明するための基本的指標の分析を試みた。