著者
眞鍋 芳明 桜井 健一 岩壁 達男 尾縣 貢
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム (ISSN:13487116)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.69-80, 2008 (Released:2017-02-15)
参考文献数
27
被引用文献数
1

本研究の目的は, スクワットトレーニングにおける運動速度を含むトレーニングプロトコルの違いが筋断面積, 筋力および運動パフォーマンスに与える影響を検証することである. 被検者を高重量・低回数負荷で行うStrength群, 5秒間かけて下降および挙上を行うSlow群, そして軽重量を用いて全運動範囲において最大速度で行うSpeed群の3群に分け, 6~8週間のトレーニング前後に身体組成, 筋力および運動パフォーマンステストを実施した. その結果, Slow群においては筋肥大が確認されたものの, 運動パフォーマンスは向上せず, Strength群およびSpeed群においては, 身体組成においては変化が認められなかったが, 跳躍および30m疾走パフォーマンスの向上が認められた.
著者
眞鍋 芳明 桜井 健一 岩壁 達男 尾縣 貢
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム
巻号頁・発行日
vol.19, pp.69-80, 2008
被引用文献数
1

<p>本研究の目的は, スクワットトレーニングにおける運動速度を含むトレーニングプロトコルの違いが筋断面積, 筋力および運動パフォーマンスに与える影響を検証することである. 被検者を高重量・低回数負荷で行うStrength群, 5秒間かけて下降および挙上を行うSlow群, そして軽重量を用いて全運動範囲において最大速度で行うSpeed群の3群に分け, 6~8週間のトレーニング前後に身体組成, 筋力および運動パフォーマンステストを実施した. その結果, Slow群においては筋肥大が確認されたものの, 運動パフォーマンスは向上せず, Strength群およびSpeed群においては, 身体組成においては変化が認められなかったが, 跳躍および30m疾走パフォーマンスの向上が認められた.</p>