著者
結城 康夫 平林 久和 川瀬 薫 鯛家 忠男
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.173-177, 1977

ガラス転位温度 (<I>T</I><SUB>g</SUB>) 16℃のガラス状2-アミノ4-<I>N</I>-メチルアニリノ-6-イソプロペニル-1,3,5-トリアジン (AMIT) について, -78℃にて<SUP>60</SUP>Co-γ線を照射した試料の過冷却液体状態での後重合を検討した. 照射試料のDSC測定の結果は<I>T</I><SUB>g</SUB>を過ぎた41℃から後重合による発熱がみられた. また30~110℃での後重合の結果, 重合温度に依存する重合率の飽和値がみられた. この重合率の飽和は活性種の失活によらず, 系のガラス化に依存することをESRスペクトル, Gordon-Taylorプロットなどにより確認した.