著者
中道 上 川野 由香子 浜 信彦 渡辺 恵太
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.427-434, 2018-11-25 (Released:2018-11-25)
参考文献数
17

In an evacuation behavior analysis, records of behavior such as straying are dependent on participants' memory. Therefore, there is a loss of some of behavior records. In this research, we propose pair-testing method for supplementing records. A participant pair with an observer and records the behavior of participant. As a result of evacuation experiment, the behavior of participants was supplemented by the observer by 47.5%. It is expected that evacuation behavior will be verified from the relationship between these behavior data and context-dependent data.
著者
小川 和也 川野 由香子 宮崎 光二 中道 上
雑誌
第81回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, no.1, pp.49-50, 2019-02-28

平成30年西日本豪雨の際,全国瞬時警報システム(Jアラート)が使用され,避難指示などが伝達された.しかし,それによって実際に避難をするという人は少なく,避難しなければいけないと感じる通知が求められている.避難を促すことができていない要因として,通知によって新たな危険に備えるための「緊張感」を与えることができていないことが考えられる.本研究では,「緊張感」を持ったときに心拍が早くなるという心拍変動の変化に着目し,スマートフォンへの通知によって心拍変動にどのような変化が現れるか,について調査・分析を行った.